スキューバダイビングで万が一のさいに役立つスキル。PADIレスキューについて

スキューバダイビングは海や湖などで水中での散歩を楽しむためのものですが、水辺は危険が多く潜み、万が一のアクシデントは重大な事故につながる危険性も高いものです。多くの場合はインストラクターなどが付き安全な場所でダイビングを楽しむことができますが、100%安全というわけではありません。やはり最後に頼れるのはやはり自分自身であるため、事前にアクシデントに備えた知識やスキルを身につけておくのがもっとも良い方法です。
PADIレスキューは、そのような万が一のアクシデントに備えた知識やスキルを学ぶものです。この講座を受講する場合には、多くの場合は事前にDVDなどの教材を見ながら自宅で学習した上で実技講習を受けることになります。実技講習はセルフレスキューの確認からはじまり、疲労しているダイバーやパニックに陥っているダイバー、意識不明のダイバーに対する対応を学びます。また緊急時の捜索方法や、陸上からのフォローなどの方法も学ぶことになります。これらを学ぶことによってアクシデントへの対処法を知ることができ、また未然にトラブルを避けるための知識を得ることができます。なお、実技講習は最低2日間受ける必要があります。
またPADIレスキューは、受講資格としてPADIアドベンチャー・ダイバー以上または同等のほかの団体が発行するCカード取得者である必要があります。さらにエマージェンシー・ファースト・レスポンス・プログラムの修了者または同等の修了者である必要があります。